スペインサッカーのカップ戦であるコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)の4回戦、ラージョ・バジェカーノ(2部)対FCバルセロナが27日、エスタディオ・デ・バジェカスで行われ、1-2でバルセロナが勝利した。
バルセロナのスタメンには、18日の試合で一発レッドカードをもらい、2試合出場停止処分を受けていたリオネル・メッシが復帰戦として名を連ねていた。
序盤からバルセロナが主導権を握り再三攻撃を仕掛けるも、決定打に欠け得点を奪えないままスコアレスで前半が終了。逆に後半18分、攻め込まれたバルセロナは、自軍のゴール前のこぼれ球を走り込んできたフラン・ガルシアに押し込まれ、先制を許してしまう。
同点に追いつきたいバルセロナは後半24分、スルーパスからエリア左でボールを受けたアントワーヌ・グリーズマンがこれを中央へ折り返し、逆サイドのメッシが丁寧に左足で流し込みゴールネットを揺らす。
さらに後半35分、控えてボールを受けたメッシが空いた左前方へループパスを送ると、抜け出したジョルディ・アルバこれを受けてダイレクトでゴール前へ。このパスに飛び出してきたフレンキー・デ・ヨングが右足で合わせ、逆転に成功した。
試合はこのままホイッスル。バルセロナが格下相手に苦戦を強いられつつも、メッシの同点弾と起点とした2点目でベスト8進出を決めた。
文・SPREAD編集部