大阪府の丸善インテックアリーナ大阪で行われている卓球の全日本選手権は17日、女子シングルスの決勝が行われ、石川佳純が伊藤美誠に4-3で逆転勝ちを収め、5年ぶり5度目の優勝を決めた。
◆石川佳純ってどんな選手? 国内外に多くのファンを抱える日本卓球界のエース
五輪代表同士の対決となった決勝戦は、第4ゲーム終了時までに伊藤が3ゲームをものにするなど、伊藤優位のかたちで進んでいった。
しかし、石川は第5ゲームを逆転でものにすると、続く第6ゲームも伊藤のミスを見逃さず着実にポイントを積み重ね勝利。第7ゲームに望みをつないだ。
最終第7ゲームも石川が勢いそのままにリードする展開に。一時は9-9まで追い上げられながらも、5年ぶりの優勝を勝ち取った。
石川は、小山ちれ(8回)、星野美香(7回)に続き、平野早矢香、大関行江と並ぶ5回目の全日本制覇となった。
文・SPREAD編集部