フィギュアスケーター宇野昌磨選手の衣装も手がけたデザイナーのマシュー・カロンさんが、フィギュアスケートの衣装と同じ生地で作ったデザイナーズマスクを発売する。
カロンさんは宇野選手のほかにも、アイスダンスで五輪を2度制したテッサ・ヴァーチュさんの衣装も手がけ、その煌びやかなデザインに定評がある。
スケーターの衣装と同じ素材、装飾、デザインでマスクを制作
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(c)Getty Images
カロンさんは今回のマスクについて「スケーターの衣装と同じ素材、同じ装飾、同じデザインで完全にマスクの形を再現しました」と言う。
マスクを作った一番の目的は「資金を集め、芸術が少しでも現実を変える助けになること」だった。その上で「同時にコレクションアイテムを通常のマスクよりも華やかなものにしたかった」と語る。
その言葉どおり、このマスクを売った利益は新型コロナウイルス対策のためWHOに寄付される。
日本からの注文は予想以上
販売サイトでは9種類のマスクが展示されており、そのうち宇野選手モデルは3種類。いずれも現在は『SOLD OUT』の表示だが、カロンさんは自身のインスタグラムで「これが最後の再入荷となります! あなただけの#shomask を手に入れるチャンスです。ラグジュアリーな限定マスクは5月3日19時(日本時間4日8時)から」と再入荷を予告した。
マスクは150ドルから300ドルする高価なものだが、カロンさんによれば売れ行きは予想以上とのこと。特に日本の熱心なファンが宇野選手モデルを求めている。当初はスケーター1人につき15個のマスクを予定していたが、日本からの注文は70個あった。
今回のマスクに関してカロンさんは、あくまで「ファッションアイテムやコレクターズアイテム」と言いきり、医療用の規格は満たしていない。
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