男子フィギャアスケートの羽生結弦選手が「日本オリンピック委員会」の公式ツイッターに登場した。
羽生選手は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、いましばらく外出自粛を続けてほしいとお願い。ウイルスと戦う医療従事者への感謝の言葉も述べた。
3月から欧米でも急速に感染者を増やした新型コロナウイルス。その影響により今シーズンの世界選手権が中止になるなど、フィギュアスケート界も大きな打撃を受けた。
世界的なパンデミックとなったウイルスの拡大を防ぐため、羽生選手は「外出を控えて欲しい」と協力を訴える。
「つらいことや我慢しなくてはならないこと、そして制約がたくさんある毎日だと思います。生活が苦しい状況ではありますが、どうか不要不急の外出を控え、感染拡大防止のためにご協力をお願い致します」
いつか心からの笑顔で語り合える日々が来ることを
アスリートは時にはプレッシャーを感じながらも、応援の力があるから頑張れると自身の経験を踏まえながら、羽生選手は「このような状況で未知のものに挑み続けてくださっている方々に心からの感謝を申し上げます。本当にありがとうございます」と一礼し、プレッシャーにもなるかもしれないが、遠くから応援の気持ちを飛ばしていきたいと感謝を示した。
そして新型コロナウイルスに感染し、苦しい闘病中の人の心にも寄り添う。
「本当に苦しいと思いますし、想像を絶する恐怖とも戦っていらっしゃると思います。真っ暗闇なトンネルの中で、希望の光を見出すのはとても難しいと思います。でも3.11のときの夜空のように、真っ暗だからこそ見える光があると信じています。
どうか無理をなさらず、周りにいる方々を信じて頼ってください。そして皆様が心からの笑顔で語り合える日々が来ることを祈っています」
フィギュアスケートの羽生結弦選手からのメッセージです
#いまスポーツにできること #SportsAssistYou #Staystrong #Stayhome pic.twitter.com/ASplkSQW7V
— 日本オリンピック委員会(JOC) (@Japan_Olympic) April 17, 2020