イタリア・セリエAのACミランに所属する元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチ選手が、新型コロナウイルス対策のため支援基金を設立した。3月18日にインスタグラムでビデオメッセージを公開している。
今季のイブラヒモビッチ選手は7年ぶりにミランへ復帰。優れた得点感覚と強靱な肉体を生かしたポストプレーは、低迷していたミランの攻撃を活性化させた。
「コロナウイルスを追い出し、この試合に勝ちましょう」
イブラヒモビッチ選手は、キャリア初期に自身を世界的なスーパースターに成長させてくれたイタリアへの愛を語り、この国に恩返しがしたいと基金設立の目的を説明した。
「イタリアはいつも僕にたくさんのものを与えてくれた。そして、このドラマチックな瞬間に、僕は愛する国に恩返しがしたい。僕は一緒に働いている人たちと共に病院を支援するために募金活動を始め、自分のコミュニケーションパワーを使ってメッセージを広めることにしました」
イタリアを襲っているコロナ渦を「シリアスな問題」と呼ぶイブラヒモビッチ選手は、「ビデオだけではない具体的な支援が必要だ」と募金を呼びかけた。
「コロナウイルスを追い出し、この試合に勝ちましょう」
150万回以上の「いいね」を集めるイブラヒモビッチ選手の投稿では、コメント欄に賛同する声が広まっている。