シアトル・マリナーズは現地1月30日、アリゾナ・ダイヤモンドバックスからフリーエージェント(FA)になっていた平野佳寿投手を獲得したと発表した。契約期間は1年。
マリナーズ公式サイトはジェリー・ディポトGMのコメントを伝えている。
「ヨシが加入してくれて嬉しい。彼の経験と空振りを取る能力が我々のブルペンに安定感をもたらすと期待している」
今季のマリナーズは日本球界に縁のある3投手がそろう
平野投手は2018年にダイヤモンドバックスでメジャーデビュー。初年度から75試合に登板して防御率2.44の好成績を収めた。
2019年は防御率4.75と後退したものの62試合に登板して5勝5敗、15ホールド、1セーブ。5勝はダイヤモンドバックスのリリーフ陣では最多タイだった。
これまでも日本人選手と縁があったマリナーズ。平野投手はチーム通算11人目の日本人選手になる。
また、マリナーズはマイアミ・マーリンズから契約解除されたチェン・ウェイン投手とマイナー契約を結んだことも発表。来シーズンのマリナーズは平野投手、元中日のチェン投手、菊池雄星選手といった日本球界に縁のある選手がそろう。
マリナーズ入団が正式発表された平野投手は31日にインスタグラムを更新。自主トレ風景の写真に今シーズンの意気込みを添えた。
「今シーズンはシアトル・マリナーズでプレーすることになりました。声をかけていただいたチームの力になれるよう頑張ります!」