扶桑社は、2011年に行われたフィギュアスケート世界選手権の銀メダリスト小塚崇彦氏による「フィギュアスケート氷の上で感じた世界」を発売した。
「フィギュアスケート氷の上で感じた世界」は、小塚氏が自身の長年の体験をもとに、今までにない視点からフィギュアスケートの技術や見どころ、試合の流れ、選手の心理などを解説した一冊だ。小塚氏がいちスケーターとして、見て、感じてきた視点や経験をわかりやすく伝えることを大切に、スケートの基本からマニアックなポイントまで深掘り解説している。
フィギュアスケートを構成するさまざまなテクニック、ルールや採点、氷の違いや滑りやすい滑走順など試合での過ごし方、シーズンオフ、スケート靴とブレードなどを掲載。専門用語を噛み砕いて説明したり、フィギュアスケート初心者向けに注釈をつけるなど、わかりやすく理解しやすくしている。また、小塚氏のスケーター人生をまとめた年表や、Wikipediaにも載ってない初公開のエピソードや写真なども掲載している。定価1650円(税込)。
《美坂柚木》
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