フィギュアスケートのグランプリファイナル男子シングルは、ネイサン・チェン選手(米国)が世界最高記録を更新する335.30点で優勝した。
フィギュアスケートは昨季に大幅なルール改正と採点基準の変更があり、従来の記録をリセットして新たにスタートしたが、チェン選手の得点は改正前の羽生結弦選手(330.43点)も上回るものだった。
Lots of medals.
Lots of smiles.
Lots of fun.
#GPFTurin2019 day #⃣3⃣ recap
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— U.S. Figure Skating (@USFigureSkating) December 7, 2019
今後の課題は演技構成点「まだユヅに及ばない」
世界最高記録を更新したチェン選手は「驚きました」と自身の結果について語った。
「プログラムの最後のほうではガス欠になったので、少しスタミナをつけなければなりませんが、全体的にはこのスコアに感激しています。彼らのような素晴らしい選手たちと競えたことは、とてもいい経験になりました」
来年3月には3連覇が懸かる世界選手権もある。チェン選手は「合間にも上達していきたい」とさらなる改善に努める。
「技術的には自分にできることをやりきりました。しかし、まだ改善できる余地があります。プログラム・コンポーネンツ(演技構成点)では、まだユヅに及ばないので今後も取り組んでいきたいです」
Nathan Chen landed five quads to win the Grand Prix Final men’s competition…
… and he still wants to improve.
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— Olympic Channel (@olympicchannel) December 7, 2019