羽生結弦「また五輪を取るような気持ちで」 グランプリファイナルに向けて | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

羽生結弦「また五輪を取るような気持ちで」 グランプリファイナルに向けて

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羽生結弦「また五輪を取るような気持ちで」 グランプリファイナルに向けて
  • 羽生結弦「また五輪を取るような気持ちで」 グランプリファイナルに向けて

フィギュアスケートのグランプリファイナルが12月5日から開幕するのを前に3日、開催地のイタリア・トリノに日本勢が到着した。


男女を通じてシングル最多5度目の優勝が懸かる羽生選手は、柔和な表情で「体調はいいし、いい調整をしてこられた」と語った。




トリノ五輪と同じ会場での優勝に意気込み


2013-14シーズンから2016-17シーズンまで前人未踏のファイナル4連覇を達成した羽生選手は、通算優勝回数でも尊敬するエフゲニー・プルシェンコさんに並ぶ最多タイ4度の記録を持つ。今回優勝すれば単独最多に躍り出る。


今季のファイナルが争われるのは、2006年のトリノ五輪で女子フィギュアの荒川静香さんが、日本勢唯一の金メダルを獲得したパラベラ競技場


ソチ、平昌で五輪を連覇した羽生選手は、パラベラ競技場でのファイナルに「同じ会場で僕自身も気合が入っている。また五輪を取るような気持ちで頑張れたらいい」と意気込んだ。



(c)Getty Images



3年ぶりの出場で5度目の優勝を目指す


羽生選手のグランプリファイナル出場は3年ぶりで、過去2年はケガのため欠場が続いた


2017-18シーズンはグランプリシリーズ初戦のロシア杯で2位に入るも、NHK杯を公式練習中の右足首負傷で欠場。ファイナル連続出場が途切れた。


2018-19シーズンはグランプリヘルシンキとロシア杯で優勝しファイナル出場を決めるが、ロシア杯で負傷した右足首の治療のため2年連続で欠場の判断を下した。


2018年ロシア杯優勝後のインタビューで羽生選手は「去年のNHK杯以降、弱かった右足首がさらにゆるくなってしまっている」と自身の故障箇所に言及し、「ほんのちょっとの衝撃でも、すぐ捻挫になってしまう」のは悔しいと歯噛み。


そうした部分も含めて羽生結弦だから、転倒しないように技術を磨いていきたいとしていた。


それだけに3年ぶりのファイナル出場を決めた今季のNHK杯後、羽生選手は優勝者インタビューで自身の健康問題について触れながら笑みをこぼし、「皆さんが至るところで祈ってくださったおかげだなと思っています。本当にありがとうございました」とファンに感謝した。



 











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