元DeNAの山本武白志選手がクリケットへの転向を発表した。5月27日には東京都内で会見を開き、将来的には「オーストラリアでプロのクリケット選手になりたい」と目標を語っている。
また、山本選手は30日にインスタグラムを更新。クリケット転向を表明したことにより「うれしい変化」があったと報告した。
山本選手はフリー百科事典Wikipediaのスクリーンショットを載せ、自身の肩書きが『元プロ野球選手』から『クリケット選手で、元プロ野球選手(内野手)』に変わっていることを喜んでいる。
Wikipediaの編集履歴をたどると、山本選手が会見した翌日の28日7時19分の版から、クリケット選手である旨が追記されていた。
日本プロ野球(NPB)経験者がクリケットへ本格的に転向するのは、DeNAや広島でプレーした木村昇吾選手に次いで2人目だ。
知人の紹介でクリケットと出会った山本選手は、新たな挑戦に「クリケットで必ず成功したいと思っているので皆さんぜひぜひ応援よろしくお願いします」と意気込む。
2015年に育成ドラフト2位でDeNAに入団した山本選手。まだ21歳と若く、ファンからも「活躍を楽しみにしています。応援しています」「大変なこともあると思いますが頑張って下さい」など、新しい可能性へのチャレンジを応援する声が寄せられている。