世界ゆるスポーツ協会は、クルマやバイクの部品メーカーのテイ・エス テックとコラボし、だれもが座ったままで楽しめる新しいスポーツ競技「緩急走(かんきゅうそう)」を開発した。
「緩急走」は、座ったまま楽しめる「すわスポ」第一弾スポーツだ。車イスを使う人たちのようなスポーツをしたくでもできない人たちが「座ったままできる」「わざわざ施設に行かなくてもできる」スポーツを開発したいという想いで生まれた。
イス(テイ・エス テックの愛されるシート)に座り、プレイヤーの動きに合わせて動く画面の中にいるバーチャルランナーを操作して競い合う。最初の100m「緩(かん)コース」は深呼吸をし、リラックスしてなるべく重心を動かさないように、次の100m「急(きゅう)コース」では足か腕を普段走る要領、勢いで動かす。
クルマのシートを50年以上開発してきたテイ・エス テックが持つシートをコントローラーとして楽しむ独自技術「愛されるシート」に、ゆるスポーツ流の「だれもが楽しめる」「アスリートに勝てるかもしれない」デザインを入れ込んで開発。車イスチャレンジユニット「BEYOND GIRLS」が監修を担当した。
《美坂柚木》
page top