J2リーグ・東京ヴェルディ所属の林陵平選手(32)は今シーズン9試合4得点とチームの点取り屋として目覚ましい活躍を遂げている。そんな林選手が5月13日に自身のツイッターを更新。あることに対して疑問を訴えた。
まったくの別人
林選手が訴えたのは、検索エンジンのGoogle で「林陵平」と検索した場合の誤表示。Googleは人名などの検索画面に辞典的情報を自動的に表示する「ナレッジグラフ」というカラムを設けているが、林選手の場合、そこにまったく別人の顔写真が表示されているのだ。
林選手は友人からの知らせでこのことに気づいたよう。予想外の出来事に思わず「なぜ」というコメントとともにファンへ報告した。
画像の人はいったい誰?
編集部でもGoogleで「林陵平」と検索したところ、プロフィール画像には現役のサッカー選手らしからぬおじいさんの写真が確認できた(5月15日12時現在)。しかしこの写真の方はいったい誰なのだろうか。
林選手は、ツイート内でこの写真のおじいさんがドイツ・ブンデスリーガに所属するライプツィヒのラルフ・ラングニック監督(60)であると指摘している。
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ライプツィヒはドイツの強豪だが、日本での知名度が高いクラブとは言い難い。かなりのサッカー通でなければラングニック監督だと気づくことはできないだろう。
海外サッカー通な一面も持つ林陵平
いともたやすくラングニック監督の名前を挙げた林選手はかなりの海外サッカー通としても知られている。その知識は相当なもので、普段から海外サッカーにまつわるツイートを頻繁に投稿している。
さらに林選手は、欧州で活躍をするサッカー選手たちのゴールパフォーマンスにも注目。たびたび取り入れて自身も披露している。
オフシーズンには、現役選手ながらも海外サッカー中継の解説を務めるなどピッチの外でも海外サッカーに触れている林選手。
常に海外サッカーの知識を取り入れ、あらゆる場面でその知識を披露しており非常に勉強熱心といえよう。
ラングニッツ監督は戦術解説のスペシャリストとして「教授」という愛称で親しまれている。もしかしたら、林選手の勤勉な姿勢と、ラングニッツ監督の頭脳的な部分が似ていると判断したGoogleが写真を取り違えてしまったのかもしれない。