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3月31日、両国国技館(東京)にてONE Championship『ONE:A NEW ERA IN TOKYO』が開催された。この日のメインイベントはエドゥアルド・フォラヤンvs青木真也のONE世界ライト級タイトルマッチ。
青木選手は2016年11月にフォラヤン選手から王座を奪われていた。しかし、今回行われたリベンジマッチで、青木選手が1R2分34秒でフォラヤン選手に肩固めを決めてタイトルを奪還した。
衝撃の結末!ONEライト級世界タイトルマッチで、日本のレジェンド青木真也が1R2分34秒エドゥアルド・フォラヤンに肩固めを極め、王座を奪還! @a_ok_i #WeAreONE #ANewEra #東京 #武術 pic.twitter.com/s2b34kwAxn
— ONECHAMPJP (@ONECHAMPJP) March 31, 2019
見事王座奪還を果たした青木選手はすぐさまリング外へ飛びだし、興奮冷めやらぬ様子。会場となった両国国技館も、祝福の声で溢れた。
青木選手がこの試合に着用したボクサーパンツには「GO」と言う文字が記されており、試合後のマイクパフォーマンスでは世界中のファンに向け「みんな、明日に向かってGOだ!」と雄叫びをあげた。
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「格闘技選手も、普通に働かれている方も一緒」
編集部では先日、今大会を間近に控えた青木選手にお話を伺った。その際、青木選手は試合に対する「怖さ」を教えてくれた。
「生きていくことが辛いという大前提の中で僕は生きていて。その中でなんで恐怖を感じるかと思った時、不安定なことや不確定なことをすることは誰もが怖いと思うんですよ。どんな試合でも不安定なことだし不確定な要素が多いじゃないですか。だから怖いんだと思います」
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試合後に行われた記者会見でも、「戦うのは辛い」としながらも、次のように語った。
「戦うのは辛いです。生きていくのも辛く、苦しいです。でも、生きていくのは辛いんですけど、その中に少しだけ、毎日生きていると楽しいことがあります。格闘技選手も、普通に働かれている方も一緒だと思います。みんなが月曜日に仕事に行きたくないように、僕も試合をする前は怖くてしたくないです」
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青木選手の強さの裏にある、怖さ。これから青木選手はどんな形で私たちを魅了してくれるだろうか。