3月21日、フィギュアスケート世界選手権の男子ショートプログラムが開催。平昌五輪で金メダルを獲得した羽生結弦選手が3位、銀メダルを獲得した宇野昌磨選手が6位と波乱の幕開けとなった。
激戦となったショートプログラムだが、宇野選手の演技を見た方の中には、使用している楽曲に驚いたという方も多かったのではないだろうか。
それもそのはず、宇野選手がショートプログラムで選曲したのはイギリスのロックグループであるレッド・ツェッペリンの「天国への階段」だからだ。
原曲をそのまま使用しているわけでなく、スパニッシュギター・デュオのカバーを使用。リードギターとリズムギターでアレンジされているため、シックな雰囲気の一曲になっている。
宇野選手の繊細かつ、力強い演技との相性も抜群だ。
世代間で反応に差が出る家庭も
レッド・ツェッペリンは1968年にイギリスでデビューした世界的ハードロックバンドだ。「天国への階段」はレッド・ツェッペリンの代表曲といえる1曲。当時の世界中の若者を魅了した名曲である。
アレンジはされていたものの、ハードロックの1曲を選曲したことにファンからも多くの驚きの声が上がった。
また、宇野選手の世代ではあまりピンとこない楽曲ではあるが、その親から上に当たる年代の方にとっては馴染みがあり、一緒に観戦していた家族が思わず反応したとの報告も多数存在した。
意外な選曲に驚きの声も多く上がっていたが、幅広い世代からも好評を得ている様子だ。