大会史上初“女子の胴上げ投手”ジャイアンツカップ優勝の島野愛友利ってどんな人? | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

大会史上初“女子の胴上げ投手”ジャイアンツカップ優勝の島野愛友利ってどんな人?

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大会史上初“女子の胴上げ投手”ジャイアンツカップ優勝の島野愛友利ってどんな人?
  • 大会史上初“女子の胴上げ投手”ジャイアンツカップ優勝の島野愛友利ってどんな人?

2018年8月、「中学生の甲子園」ともいわれている中学硬式野球大会「全日本中学選手権大会ジャイアンツカップ」(通称:ジャイアンツカップ)が行われた。


この大会の優勝は大阪府の野球チーム「大淀ボーイズ」。大会史上初めて、“ある選手”が胴上げ投手になったことで話題になった。


胴上げの際、マウンドに立っていたのは、島野愛友利(あゆり)投手。強豪の大淀ボーイズでエースとして活躍する女子選手だ。




島野投手はスピードのある速球と多種多様な変化球が武器。全国の強打者を相手に、頂点まで勝ち上がってきた。将来的に日本の女子野球を牽引していく選手との呼び声も高い。






メディアにも多数出演


島野投手の活躍は様々なメディアに取り上げられ、その認知度は日に日に高くなってきている。人気ユーチューバーの動画にも登場するほどだ。

バラエティ番組に出演した際には、歌手やタレントとして活躍する中居正広さんとキャッチボールをした場面が取り上げられていた。


また、違う番組ではお笑いコンビ「ダウンタウン」の浜田雅功さんをバッターボックスに立たせ、島野投手がピッチングを披露する場面も。浜田さんも思わず「ええとこや~」と声をあげて感心していた。




私服姿の雰囲気に驚くファンも


普段は男子に混ざって野球に取り組んでいる島野投手。


ユニフォーム姿に注目が集まるが、あるTV番組に出演した際には、お笑いコンビ「NON STYLE」の石田明さんとの私服姿の2ショットを披露してくれた。




ユニフォーム姿とはガラリと異なる可愛らしい印象に、視聴者からも驚きの声があがっていた。




「もう一度、男子と戦いたい」


島野投手には、凌多選手(1998年生まれ)と圭太選手(2002年生まれ)という二人の兄がいる。どちらも大淀ボーイズの先輩だ。


凌太選手は中学卒業後、大阪桐蔭高校に進学。現在は龍谷大学の野球部に所属している。圭太選手も中学卒業後に履正社高校に進学。現在も野球部にで活躍中だ。


兄たちの影響で野球を始めたという島野投手。過去には「二人の兄に追いつきたい」という気持ちで野球を頑張ってきたことを明かしてる。


2019年の春からは高校へ進学する島野投手。高校野球には女子生徒が出場できないため、以降は女子野球でプレーすることになる。「もう一度、男子と戦いたい」と願う島野投手が今後どのような舞台で活躍することになるのか注目したいところだ。


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