2018年のロシアW杯で最優秀選手賞を受賞し、レアル・マドリードでもチームの心臓として中盤をけん引するルカ・モドリッチ選手。
現在は、2016-17シーズンまでMFハメス・ロドリゲス選手がつけていた背番号10番を引き継いでプレーしている。
呪われた背番号と言われる10番
レアル・マドリードの10番は、数々の名プレーヤーが着用してきた。しかし、背番号10を着用した途端に不調になってチームを去った選手も多い。
そのため、レアル・マドリードの10番は、呪われた背番号とも言われている。
モドリッチ選手が背番号10を着用して十分に活躍すれば、このジンクスも破られたと言われるるかもしれない。
ヨハンクライフに憧れて背番号14をつけたことも
その風貌とプレースタイルから「クライフの再来」と呼ばれているモドリッチ選手。トッテナム・ホットスパーFC所属時は、ヨハン・クライフ氏への憧れもあって背番号14番を着用していたと言われる。
4シーズンを過ごしたトッテナムでも、モドリッチ選手は14番を背負った。
2016年3月にクライフ氏が永眠すると、オランダ代表の14番のシャツを手にした自身の写真をSNSに投稿し哀悼の意を表わしている。
レアル移籍後は背番号19を着用
モドリッチ選手は、2012年のレアル・マドリード移籍後から2017年までは背番号19をつけてプレー。
当時のスペイン紙「マルカ」のインタビューでは「(背番号10について)2~3年前は使いたいと言ったかもしれないがど、背番号にこだわりがなくなった」と話していた。
クロアチア代表でも背番号10を着用
モドリッチ選手は、クロアチア代表としての出場時も背番号10を着用する。これは、かつてのクロアチア代表の背番号10番、ズヴォニミル・ボバン氏の影響が大きいという。
実際、過去のインタビューでは「小さいころ一番のアイドルはボバンだった」と答え、少年時代に憧れていたことを明かしていた。