ロシア・ワールドカップ(W杯)欧州予選が10月6日に行われた。グループGでは2位のイタリア代表がホームでマケドニア代表と対戦。1-1で引き分け2位が確定。首位のスペインがW杯出場権を獲得した。
逆転で首位突破を目指すイタリアは前半7分、ロレンツォ・インシーニェが抜け出してGKと1対1を迎えるがシュートは防がれる。それでもホームで序盤に絶好機を作り、いい形で立ち上がったイタリア。同40分にはCKのセカンドボールをつないで、チーロ・インモービレがエリア内左から折り返す。中で待っていたジョルジョ・キエッリーニが合わせて先制した。
1点リードで折り返したイタリアだが、後半途中にマケドニアがアレクサンダル・トライコフスキを投入した辺りから、徐々に流れが変わり始める。トライコフスキは右サイドでキレのある動きを見せた。
そして後半32分、マケドニアはトライコフスキがゴラン・パンデフのスルーパスで抜け出し、右足を振り抜いて同点ゴールを奪った。
この結果によりイタリアは11月に行われるプレーオフからW杯出場を目指すことになる。
《岩藤健》
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