FCバルセロナのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長は、噂されるリーガ・エスパニョーラ脱退の可能性を否定しなかった。カタルーニャ独立問題がスポーツ界にも大きな影響を与えようとしている。
10月1日に行われた住民投票でカタルーニャの独立には多くの賛成票が投じられた。自治州政府のカルラス・プッチダモン首相は、近日中に何らかのアクションを起こしたいと独立に向けた具体的な動きを示唆した。
カタルーニャのスポーツチームが今後もスペインリーグに参加し続けるのか。バルセロナには近隣国への移籍も噂されるが、「リーガにおけるバルセロナの将来的な立場を考えて脱退はしていない」と現時点での動きを否定するバルトメウ会長。
だが「今後起こり得ることを考えて役員会は選択肢を話し合うことになる。どんなものであれ独立投票のあとでは状況を冷静に分析することになる。我々は最適な解決策を見つけ出す。もしカタルーニャが独立したならば、慎重に物事を論議する必要がある」と将来的な脱退までは否定しなかった。
《岩藤健》
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