元バルセロナ所属で現在はカタールのアル・サッドでプレーするMFシャビが、10月1日にカタルーニャ自治州で行われた住民投票についてコメントした。シャビは投票にスペイン政府の介入があったことを強く非難した。
17の自治州から構成されるスペイン。カタルーニャは以前から中央政府との間に軋轢を抱えており、たびたび独立に向けた運動を繰り返してきた。そして1日にカタルーニャ自治州政府のカルラス・プッチダモン首相は予定されていた住民投票を決行。これを認めないスペイン政府が治安警察を投入したため多数の負傷者が出た。
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シャビは「カタルーニャで起きたことは恥ずべきことだ」とカメラに向かって訴えかけ、「民主国家で住民が投票できないのは承服しがたい」と住民の権利が脅かされたことに対して憤りを見せた。
「投票権を平和裏に行使しようとした人々を私は全面的に応援する。カタルーニャ万歳」
《岩藤健》
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