バイエルン・ミュンヘンが成績不振を理由にカルロ・アンチェロッティ監督を解任した件に対し、同じイタリア出身のアントニオ・コンテ監督が会見でコメントした。
今季はドイツ・ブンデスリーガ第3節で早くも初黒星を喫し、第6節まで終わって3位のバイエルン。リーグ6連覇を目指す絶対王者としては物足りない戦いぶりだった。
「こういうことが起きて、こういった状況になって残念だ」と語るコンテ監督。旧知の間柄でもある名将の解任に、「それにアンチェロッティのことはとてもよく知っているからね。彼の価値についてはあらゆる人が知っている。世界最高の監督のひとりなんだ」とコメントした。
今年の7月にインターナショナル・チャンピオンズカップ(ICC)で、チェルシーを率いてバイエルンと対戦したコンテ監督。シンガポールで会ったときのアンチェロッティ監督は、自分のチームに満足し、選手たちと働けることを幸せに思っているようだったと振り返った。
《岩藤健》
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