今夏の大型補強で戦力は十分と臨んだ今季。だが24日の第6節でサンプドリアに敗れ、早くもセリエAで2敗目を喫したミラン。ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督の解任も噂されるなか、ホームにリエカを迎えてELを戦うことになった。
ミランは前半14分に味方のパスでアンドレ・シウヴァが左サイドに抜け出す。エリア内で仕掛けて自らシュート。これが決まり幸先よく先制した。ミランはリエカに危ういシーンを作られながらも守り、前半を1点リードで折り返す。
そして後半8分にCKからマテオ・ムサッキオが押し込み、ミランがリードを2点に広げた。
ホームで2点リードに変わり大勢決したかに思われたが同39分、攻め込まれながらもリエカがカウンター。自陣からのロングパス1本で戦況を引っ繰り返し1点差に追い上げる。6分後にはPKをヨシプ・エレスが成功させて同点に追いついた。
思わぬ展開にモンテッラ監督もベンチで顔がこわばる。
それでもドラマは最後に待っていた。終了間際のアディショナルタイム4分にミランはファビオ・ボリーニが浮かせたパス。パトリック・クトローネがタイミングよく裏に抜け出して左足で触り、劇的な決勝点が生まれた。
Full-Time / Fischio finale ??
— AC Milan (@acmilan) 2017年9月28日
Two wins in two @EuropaLeague games this season!
?? @andrevsilva19
?? @MateoMusacchio5
?? #Cutrone#ACMRIJ pic.twitter.com/X61hgRZSAp
この試合にファンからは、「ユベントスよりミランはラインが高いから、スピードのないボヌッチには難しいかな」「クトローネよく決めた」「ミラン復活でまたセリエAが昔みたいに盛り上がるといいね」「半分以上新しい選手入れてチームを作り直してるから安定するまで時間がかかるのは仕方ない。もう少しモンテッラ監督も見てみたいな」などの声が寄せられている。