【レビュー】日本一場所をとらない体脂肪計!? Bluetooth連動型の「ONE SMARTDIET」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【レビュー】日本一場所をとらない体脂肪計!? Bluetooth連動型の「ONE SMARTDIET」

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4箇所の電極をつまんで測る
  • 4箇所の電極をつまんで測る
  • 手をまっすぐにして測定する
  • デスクの上でも邪魔にならないサイズ
  • Bluetoothでスマホと連動
  • 最新のデータが一目で確認できる
  • その日ごとのデータ画面
  • その日ごとのデータ画面
  • 蓄積されたデータはグラフ化される
■旅行先にも持って行ける超小型サイズ

 「ONE SMARTDIET」は、体脂肪率、体脂肪量、筋肉量、基礎代謝量、BMI、体重(入力したものが反映)をスマートフォンと連動して一括管理できるポータブル体脂肪計。Bluetoothを使ってスマートフォンと接続し、専用アプリを起動しながら4箇所の電極を両手の人差し指と親指でつまめば、すぐに体のデータを計測できる。専用アプリは製品名と同じ「ONE SMARTDIET」という名前で、iOS/Android版いずれも用意されている。

Bluetoothでスマホと連動

 そのサイズは、縦3.1cm×横7.5cm×高さ1.7cm、重さ20gと国内最小・最軽量クラス。体脂肪計を小型化する意味がピンと来ない人もいるかもしれないが、これが実に便利なのだ!筆者は会社のデスクに「ONE SMARTDIET」を置き、出社してまず計測するのがすっかり日課になった。たとえ午前中はバタバタする日でも、計測に必要なのはわずか数秒だ。

デスクの上でも邪魔にならないサイズ

 いつでも・どこでも使えるサイズだからこそ、自分のタイミングに合わせて計測できる。自分のタイミングで気軽に計測できるからこそ、3日坊主にならず、習慣づけられる。かつてはオーソドックスに風呂場の脱衣場に体脂肪計を置いていた筆者だが、社会人ともなると、風呂に入らず寝てしまい、出社前に慌ただしくシャワーで済ませる日だってある。毎日風呂上がりに計測というのは意外と続かないものだった……。「ONE SMARTDIET」は、旅行先にだって持って行けるサイズなのがありがたい。

4箇所の電極をつまんで測る

 つまむだけ、となると測定結果の正確さに不安を覚える人もいるかもしれない。しかし、よくある体重計型とは異なり、上半身に基づいて測定することと、4箇所の接続電極で測る仕組みが、むしろ高い精度を実現させているらしい。

 測定時の注意点は、空腹時もしくは食後2時間以上経っていること。両手をまっすぐ前に伸ばし、体と90度を維持して測定すること。できるだけ体と腕は動かさずに測定し、測定中は喋らないこと。測定自体は数秒で終わるし、何%測定が進んでいるかはスマホ上に表示される。

手をまっすぐにして測定する

■スマホから自分の努力が一目で見られる

 アプリとの連動も、計測の習慣化に一役買っている。測定した数値や活動量は、Bluetoothを通じてスマホに自動で保存され、即グラフ化される。体のデータを簡単に振り返ることができるのは嬉しい。

最新のデータが一目で確認できる

その日ごとのデータ画面

 “スマートフォンに蓄積される”というのは、なかなかユーザーの健康に対する意識を高めてくれる。たとえば外食でもう1品追加したいというとき、スマートフォンが目に入れば、「ONE SMARTDIET」のアイコンが目につけば、はっと気づいて踏み止まれる。スマホという身近な道具にデータが保存されていることで、自分の体のことが常に頭の片隅にあるような状態だ。

蓄積されたデータはグラフ化される

 また、測定結果に応じて女性は36タイプ、男性は18タイプの体型を分析し、オススメの運動法や献立を解説してくれる機能も。筆者は、「格好良い西洋梨型中胚葉」とのこと。そちらのアドバイスに従って、とりあえず低塩分・高タンパク質の献立と、ウェイトトレーニングを日常に取り入れてみた。わかりやすく結果が出るのはもう少し先の話だろうが、少しずつの変化、自分の頑張りの結果がアプリを開けばすぐに見られるので、モチベーションが維持できそう。さらに活動量を測定し、1日にどれくらい歩いたかも記録できる。

体型を判定して食事や運動について助言してくれる

 充電は、一般的なUSB端子ケーブルから可能。活動量の測定機能を使うならともかく、ただ1日1回、体脂肪などを測定するだけなら、かなり充電は持ちそうだ。筆者は今のところ充電なしで測定を1週間続けているが、測定に時間がかかるようになったなどの変化は見られない。とはいえ、いくら長持ちするといっても、バッテリーの残量が確認できないのは、人によっては気になる部分かもしれない。

 もうひとつ希望を言うとすれば、ユーザーのメモ機能もあればいいのに……ということ。真面目にダイエットを行うとなると、食事内容にタンパク質の摂取量と、記録したいことはいくらでもある。それらのメモがグラフと一緒に保存できれば、さらに体のデータの一括管理が楽になるはず。アプリの今後のアップデートなどで期待していきたい部分だ。

■クラウドファンディングで300万円を集める期待度

 「ONE SMARTDIET」は、日本国内での販売・販路拡大のためにクラウドファンディング・サイト「Makuake(マクアケ)」にて募集ページを立ち上げたが、8月23日に支援額が300万円を突破したことが報告された。

 かなり高い期待が寄せられている様子の「ONE SMARTDIET」。これがあれば、忙しい現代人でも自分の体を意識して生活することができそうだ。
《エリザベス阿佐ヶ谷@RBBTODAY》

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