昨季35試合に出場して20ゴールを挙げたコスタ。チェルシーのイングランド・プレミアリーグ制覇に貢献したが、シーズンオフにアントニオ・コンテ監督から事実上の戦力外通告を受けたとして、古巣アトレティコへの復帰を目指していた。
しかし、アトレティコは未成年選手の獲得でFIFAの規定に反したとして、2018年1月まで新加入選手の登録を禁止されている。そのため移籍が決まらないまま時間が過ぎていた。
コスタはチームを離れ出身地のブラジルでトレーニングを続けていた。その間も水面下で交渉を続けてきた両クラブが、9月21日にコスタの移籍で合意したことを発表。コスタはアトレティコが新加入選手を登録できる来年1月まで、トレーニングしながら備える。
コスタはチェルシー退団について「思いも掛けない形だった。僕はチェルシーの人々に特別な愛情を持っている」と語った。
「僕はアトレティコに帰りたかった。チェルシーには感謝している。素晴らしいチームでプレーした」と、イングランドのファンにメッセージを残したコスタ。「自分のホーム」と語るアトレティコへの移籍は「非常に幸せ。多くの時間を費やしたがハッピーエンドになった」としている。
コスタの移籍にファンからは、「最後いろいろあったけどコスタに感謝しないサポーターはいない」「チェルシーのコスタ移籍発表が淡々とし過ぎてて怖い」「結果的には喧嘩別れになってしまったけどスペインでも頑張ってね」などの声が寄せられている。