トヨタ勢が優勢な雰囲気、なかでもトムス(TOM'S)、インパル(IMPUL)といったチームの好調が光るなか、#3 N. キャシディ(KONDO RACING/トヨタ)はQ1が8番手、Q2が7番手での通過と、予選途中まであまり目立つ存在ではなかった。しかし最後のQ3で新コースレコードとなる1分04秒910をマークし、トップに立ってみせる。コースが短いこともあり最終的にはトップ5が0.180秒差にひしめくなか、#3 キャシディは自身初ポール獲得を決めたのだ。
0.078秒差の予選2位は前年のSUGO戦ウイナーである#19 関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL/トヨタ)。「ポールが獲れなかったのは悔しいです。でも2番手なら(レースに向けて)わるい位置ではないので、明日は精一杯頑張ります」と逆転を期す。3位にはホンダ勢で唯一Q3に進出した新人#15 P. ガスリー(TEAM MUGEN/ホンダ)が入って予選自己最高位。こちらは明日の決勝で3連勝を目指す。
予選4~8位は以下の通り。マシンの仕上がりが良さそうな選手、チームも多く、激戦になりそうだ。
4位 #36 A. ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM'S/トヨタ) 5位 #18 小林可夢偉(KCMG/トヨタ) 6位 #20 J. マーデンボロー(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL/トヨタ) 7位 #37 中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM'S/トヨタ) 8位 #2 石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING/トヨタ)