アーセナルは9月17日にイングランド・プレミアリーグでチェルシーと対戦。押していた時間帯もあったが得点を奪えず0-0の引き分けに終わっている。試合後の会見でアーセン・ベンゲル監督は、「負けなかったことが大きい」と敵地での勝ち点獲得に及第点を与えた。
「ピッチ全体でバトルしていたし我々は良い反応を見せていた。そこが我々が疑問を抱かれる点だったが、チームがこういう反応を見せてくれて嬉しく思っている。全体的には勝ち点1が妥当だったと感じる。我々としては負けなかったことが重要だ」
会見では決定機を逃し後半途中に交代したアレクサンドル・ラカゼットについて、「まだ時間が必要」とも話した。今夏にオリンピック・リヨンから獲得したフランス代表FWは、開幕戦でチームの今季初ゴールを挙げたがフル出場はその試合のみ。ここまで5試合で2得点にとどまっている。
「前半のラカゼットはとても良いものだったと感じている。チームのために働き非常に規律がしっかりしていた。彼があの激しさを90分間保つにはまだ時間がかかる。私はウォルコットもエジルもサンチェスもベンチに擁していることを忘れてはいない。だから、あの激しい試合が65分過ぎたところでフレッシュな選手を投入するのは、まあ当然のことだと思うね」
《岩藤健》
page top