移籍志願も失敗のサンチェス、アーセナル残留でモチベーションへの影響は? | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

移籍志願も失敗のサンチェス、アーセナル残留でモチベーションへの影響は?

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アレクシス・サンチェス 参考画像(2017年5月16日)
  • アレクシス・サンチェス 参考画像(2017年5月16日)
今夏のイングランド・プレミアリーグには、移籍を希望しながら叶わなかった選手が何名かいる。代表的なのはリバプールのフィリペ・コウチーニョ、チェルシーのジエゴ・コスタ、そしてアーセナルのアレクシス・サンチェスだ。

サンチェスは「UEFAチャンピオンズリーグ(CL)制覇が自分の目標。それを達成できそうなチームに行きたい」と母国メディアに語っていた。一時はドイツ・ブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘン移籍も噂されたが、ハメス・ロドリゲスら複数の選手を新たに加えたバイエルンは補強を終了。「30歳目前の選手に大金を払うのはバイエルンの文化ではない」というコメントも出された。

サンチェス獲得に消極的なバイエルン「異常な出費」「クラブの文化ではない」

リバプールとのイングランド・プレミアリーグ第3節で今季初出場したサンチェスは、先発後半17分までピッチに立った。しかし、チームが0-4で大敗したこともあり、サンチェスのモチベーションを疑う声も出ている。

アーセン・ベンゲル監督は、そうした声を否定し、サンチェスはアーセナルのために100%を尽くすと断言した。

「関心は常にパフォーマンスに向けられるものだ。サンチェスは移籍間近などではなかった。その件について話すのはとても難しい。私が選手に求めるのは自身のキャリアに集中することであり、自分の今シーズンとアーセナルに集中することだ」

自分を信頼し報酬を払ってくれる人に対し、自分の貢献度が十分かを常に考えているというベンゲル監督。選手も同じことだと思うと話した。
《岩藤健》

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