今夏の移籍市場でフィリペ・コウチーニョとウスマン・デンベレの両獲りを目指してきたバルセロナ。しかし、取り引きが成立したのはデンベレのみで、コウチーニョを獲得することはできなかった。
リバプールのブラジル代表MFを迎え入れるため粘り強く交渉してきたバルセロナだが、アルベルト・ソレルSD(スポーツディレクター)は「リバプールの要求額が高かったため」獲得を断念したと会見で語った。
「何週間も交渉を続けてきて移籍期限の終わりにリバプールは、我々が関心を持っていたコウチーニョに値段をつけた。彼らは2億ユーロ(約261億5000万円)を要求してきた。様々なことを議論し考慮した上で、我々は彼を獲得しないと決めた」
リバプールの要求が法外だったためコウチーニョ獲得を断念したとの主張だが、一方のリバプールは「絶対にそのようなことはない」と否定。スペイン紙『マルカ』は、リバプールがバルセロナの主張に憤慨と伝えている。
《岩藤健》
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