ソフトバンク、和田毅が復帰登板で快投…元同僚・井口資仁から三振を奪い1500奪三振達成
ソフトバンクは8月27日、ヤフオクドームでロッテと対戦。左肘痛で離脱した4月以来の登板となった和田毅投手が6回9奪三振無失点の快投を見せ、3-0で勝利した。
ソフトバンクは0-0で迎えた4回裏、走者一、三塁の好機を作ると、指名打者・デスパイネが適時打を放ち1点を先制。4回裏には走者一、三塁の場面で松田宣浩内野手の併殺打の間に走者が生還し2-0。6回裏には再びデスパイネが適時打を放ち3-0とリードを広げた。
投げては、復帰登板となった先発の和田が好調ロッテ打線を相手に快投。元同僚であり先輩の井口資仁から通算1500個目の三振を奪い、「井口さんから(1500個目の)三振をとれたということで、一生忘れない三振になる」「少しは成長した姿を見せられたかな」と喜びを表した。
敗れたロッテは、先発の二木康太投手が8回3失点と好投を見せたが、打線が援護できなかった。ロッテの連勝は4でストップ。ソフトバンクは今季初となる同一カード3連敗を免れた。
勝ったばーい!
— 福岡ソフトバンクホークス(公式) (@HAWKS_official) 2017年8月27日
勝ったばーい!
勝ったばーい!
和田毅投手復活勝利!
モイネロ投手、岩嵜翔投手の零封リレー!
サファテ投手久々セーブ!#sbhawks
和田毅投手『井口さんの打席、ランナーもいなかったので、全球全力勝負出来て良かった。少しは成長しているところを見てもらえたかな。』#sbhawks
— 福岡ソフトバンクホークス(公式) (@HAWKS_official) 2017年8月27日
巨人、7回の集中打で阪神に快勝…畠世周が7回11奪三振無失点
巨人は8月27日、東京ドームで阪神と対戦。先発の畠世周投手が7回11奪三振無失点の快投を見せるなど投打がかみ合い、6-0で勝利した。
巨人は0-0で迎えた7回裏、1死二塁の好機を作ると、亀井善行外野手が適時二塁打を放って1点を先制。続く走者一、三塁の場面で小林誠司捕手が適時内野安打を放ち2-0。その後、満塁の好機を作ると、陽岱鋼外野手が適時打を放ち4-0。以降も阿部慎之助内野手が犠飛を放つなど打線がつながり、6-0とリードを広げた。
投げては、先発の畠が阪神打線を封じて今季4勝目。敗れた阪神は、先発の藤浪晋太郎投手が6回までは無失点と好投を見せていたが、7回に巨人打線につかまり、リリーフ陣も巨人の勢いを止められなかった。
日本ハムが4連勝、上沢直之が7回途中2失点…楽天は痛恨の5連敗
日本ハムは8月27日、Koboパーク宮城で楽天と対戦。先発の上沢直之投手が7回途中2失点の好投を見せ、5-2で勝利した。
日本ハムは0-1と1点ビハインドで迎えた3回表、走者二、三塁の好機を作ると、指名打者・大谷翔平が犠飛を放って同点。続く好機に中田翔内野手の適時打が飛び出し2-1と勝ち越しに成功。さらにレアード内野手が適時二塁打を放ち、3-1とリードを広げた。
4回表には、横尾俊建内野手のプロ初本塁打が飛び出すなど2点を追加。投げては、先発の上沢が初回に1点を奪われるも、以降は楽天打線を封じて今季4勝目を挙げた。
敗れた楽天は、先発の釜田佳直投手が4回途中5失点と振るわず、痛恨の5連敗。同日、首位のソフトバンクは勝利しており、ゲーム差は9.5に開いた。
横尾選手が満面の笑みでコメントしてくれました!
— 北海道日本ハムファイターズ公式 (@FightersPR) 2017年8月27日
「打った瞬間、入ると思いました。最高です!一軍でこれだけ完ぺきに打てたことはないですからね。何よりも、スタメンで使ってもらった試合で1本打てたことがうれしい。この後も頑張ります。」#lovefighters #宇宙一のその先へ pic.twitter.com/cyXSPjhj0x
DeNA、投打がかみ合いヤクルトに快勝…濱口遥大が今季8勝目
DeNAは8月27日、神宮球場でヤクルトと対戦。先発の濱口遥大投手が7回途中3失点の好投を見せ、7-3で勝利した。
DeNAは初回、相手守備のミスにより1点を先制すると、2回表には走者二、三塁の好機を作り、桑原将志外野手が適時二塁打を放ち3-0。4回表には、1死二、三塁の場面で倉本寿彦内野手が適時打を放ち5-0とリードを広げた。
投げては、ドラフト1位ルーキーの濱口遥大投手がヤクルト打線を封じて今季8勝目。敗れたヤクルトは、山中浩史投手が4回途中5失点と誤算だった。
オリックスが西武との乱打戦を制す…小谷野栄一が逆転3ラン、平野佳寿が史上13人目の150セーブ達成
オリックスは8月27日、メットライフドームで西武と対戦。代打・小谷野栄一が逆転3点本塁打を放ち、10-9で乱打戦を制した。
オリックスは0-3と3点ビハインドで迎えた2回表、無死一、三塁の好機を作ると、小島脩平内野手が適時打を放って1点を返す。続く満塁の好機では、宮崎祐樹外野手が初球をたたく鮮やかな適時打を放ち3-3の同点とする。
その後西武に勝ち越しを許し、3-6と3点ビハインドで迎えた6回表には、1死二塁の場面で西野真弘内野手が適時打を放ち2点差に詰め寄ると、続く好機に指名打者・吉田正尚が今季第9号となる値千金の3点本塁打を放ち7-6と逆転に成功。しかし7回裏に満塁のピンチを招くと、金子侑司外野手に適時二塁打を浴び逆転される。
それでも8回表、先頭の西野が二塁打で出塁してチャンスメイクすると、吉田の四球などで1死一、三塁の好機を作る。ここで登場した代打の小谷野が、シュリッター投手の直球をとらえると打球はレフトスタンドへ飛び込む値千金の逆転3点本塁打となった。
投げては、5番手の黒木優太投手が今季6勝目。9回に登板して今季23セーブ目を挙げた平野佳寿投手は、史上13人目の通算150セーブを達成した。
敗れた西武は、リリーフ陣がことごとくオリックス打線につかまり、要所で手痛い一発を
食らった。
8月27日(日)埼玉西武 9-10 オリックス
— オリックス・バファローズ (@Orix_Buffaloes) 2017年8月27日
【勝】黒木 【敗】シュリッター 【S】平野https://t.co/Pvtf3PLi7U
8回に代打・小谷野が逆転3ランホームラン!最後は平野が締め通算150S達成!#Bs2017 #プロ野球 #NPB #ORIX pic.twitter.com/6AH6uHRl0A
中日、小笠原慎之介が今季3勝目…広島は終盤の猛追及ばず
中日は8月27日、マツダスタジアムで広島と対戦。先発の小笠原慎之介投手が6回2失点の好投を見せ、6-5と勝利した。
中日は初回、2死二塁の好機を作ると、ゲレーロ外野手が適時打を放ち1点を先制。続く好機に、福田永将内野手が今季第13号となる2点本塁打を放ち3-0。さらに武山真吾捕手に適時打が飛び出し4-0とリードを広げた。
その後広島に2点を返されるも、4回表には京田陽太内野手が適時三塁打を放つなど打線がつながり6-2と再びリードを広げる。8回裏には丸佳浩外野手に今季第21号となる3点本塁打を浴び1点差まで詰め寄られるも、最後は守護神・田島慎二投手が1点差を守り切った。