コミュニティ・シールドでチェルシーに勝利したアーセナル。劣勢を挽回してPK戦の末につかんだ勝利を、アーセン・ベンゲル監督は「勇気を与えてくれる」と語った。
アーセナルは後半開始早々にビクター・モーゼスのゴールで先制を許した。だが同35分にチェルシー側に退場者が出て流れが変わる。直後に追いつきPK戦に持ち込むとチェルシー側はティボー・クルトワ、アルバロ・モラタが失敗。アーセナルが4-1で勝利した。
「我々はこういう試合から得られる自信と、プレミアリーグの全試合で求められる緊張感との間の、良いバランスを見出したいんだ。我々の準備段階で行った試合では、準備を整えるために必要な激しさがあった。だから同じ規律と同じ気合いを備えたままプレミアリーグに入っていきたい」
今季まず最初のタイトルを獲得したアーセナルだが、必ずしも万全というわけではない。
「アレクシス・サンチェスのように準備が不十分な選手が数名いる。(メスト・)エジルは足首を蹴られて腫れている。昨日はプレーも練習もできなかったから様子を見守っていく。(アーロン・)ラムジーもふくらはぎの問題があり、金曜日の試合は少し難しいかもしれない」
《岩藤健》
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