【インタビュー】北島康介が抱いている夢…次世代の選手に託す想い | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【インタビュー】北島康介が抱いている夢…次世代の選手に託す想い

オピニオン ボイス

北島康介 参考画像(2016年4月8日)
  • 北島康介 参考画像(2016年4月8日)
  • 北島康介の引退レースとなった日本選手権(2016年4月7日)
  • アテネ五輪競泳男子100m平泳ぎで金メダルを獲得した北島康介(2004年08月15日)
  • 北京五輪競泳男子100m平泳ぎで金メダルを獲得て連覇を達成した北島康介(2008年08月11日)
  • 北京五輪競泳男子100m平泳ぎで金メダルを獲得て連覇を達成した北島康介(2008年08月11日)
  • 北島康介さん
  • スケートボード コカ・コーラ契約選手の西村詞音(左)と西村碧莉
  • スポーツクライミング  コカ・コーラ契約選手の白石阿島
2004年アテネ五輪、2008年北京五輪と二大会連続で競泳男子100m・200m平泳ぎの2種目を制した北島康介さん。競泳で日本人唯一となる快挙に、当時は日本中が湧いた。

日本コカ・コーラ所属選手として世界の競泳界を牽引しながら、2016年4月に現役を引退。その後も「コカ・コーラの顔」としてオリンピックムーブメントを推進させることに意欲を見せてきた。2017年7月17日から放送が開始された同社のテレビCMにも“コカ・コーラ チーフオリンピック担当オフィサー”として出演している。



今回のテレビCMは、2020年開催の東京五輪で追加種目(5競技18種目)となった「スケートボード」で日本ランキング1位の西村詞音(ことね)選手と同2位の西村碧莉(あおり)選手、同じく追加種目の「スポーツクライミング」で注目を浴びる米国ニューヨーク在住の白石阿島(あしま)選手と共演した。

北島さんは2016年リオデジャネイロ五輪期間も、競泳女子200m個人メドレーに日本代表として出場したコカ・コーラスポーツクラブ所属の今井月(るな)選手とともに、五輪を意識したコカ・コーラのテレビCMに出演している。

「またテレビCMに出演させていただき、2020年の東京オリンピックに向けた若手選手たちを応援できる仕事にたずさわれたことを嬉しく思っています」と笑顔を見せた。

6月末に行われたテレビCM撮影の現場で、北島さんとコカ・コーラ社との関わり方、テレビCMの印象などについて話を聞いた。(聞き手はCYCLE編集部、大日方航)

---:北島さんは、コカ・コーラ社からスポンサー契約を通じてどのようなサポートを受けてきましたか?

北島康介さん(以下、北島):2005年から正式にプロ選手として(コカ・コーラ社と)契約させていただいて、もう10年以上経ちます。その当時から自分の競技人生を支えてくれました。本当に心強かった。「このサポートに結果で応えられるように」という気持ちが湧いたことも含めて、自分の背中を押してくれました。

引退した後も、コカ・コーラ社を通じてオリンピックにたずさわらせていただいています。若い選手たちの応援や、自分の経験を後輩たちに少しでも伝えていけるような役割をいただいていて、とても感謝しています。

もともと大好きな『コカ・コーラ』が自分のスポンサーになってくださった。非常にありがたかったです。世界に行ってもみんなに(コカ・コーラ社がスポンサーだということを)驚かれることが、ワールドワイドなブランドの証明というか。世界一のブランドとして、その名に恥じぬように競技生活をここまでやらせてもらってきた。「誇り」の一言です。

北島康介さんの引退レースとなった2016年4月の日本選手権 (c) Getty Images

---:コカ・コーラ社の製品で好きな飲み物は?

北島:もちろん『コカ・コーラ』は本当に大好きです。また、社会人になって『ジョージア』のコーヒーを飲むこともありましたし、『アクエリアス』のプロモーションで色んなスポーツにトライさせてもらったりしました。

他競技との接点を持つことができたのは、コカ・コーラ社でしかできなかったことだと思います。また、『綾鷹』のテレビCMでは世界でも一流の俳優さんと共演させていただけたり、水泳だけの世界にいてはできない経験をさせてもらえました。自分の人生の中で大きなポイントだったと思います。

---:現在、重きをおいて活動されている分野はありますか?

北島:今はコカ・コーラ社さんと全国の小学校を訪問したり、水泳教室を開いたりする活動を行わせてもらっています。自分の選手としての幅もそうですけど、引退してからの活動の幅も広げさせてもらえているのが非常にありがたいです。

選手たちに教えることはあまりないのかもしれませんけど、自分の背中を見て育ってくれた選手が活躍することは嬉しいこと。それを『コカ・コーラ』というフィルターを通して伝えていけたらな、と思います。

2004年アテネ五輪競泳男子100m平泳ぎで最初の金メダルを獲得 (c) Getty Images

---:テレビCMの撮影中、西村姉妹がスケートボードをする姿を見てどう感じましたか?

北島:とても新鮮でした。違う競技に関わることも最近多くなってきました。臨場感ある彼女たちのプレーを本番、東京オリンピックでも見れたらいいなと思います。

---:西村姉妹の「スケートボード」、白石選手の「スポーツクライミング」などが東京オリンピックの追加種目に決定しましたが。

北島:選手たちにとって嬉しいことじゃないですかね。僕もオリンピックを経験しましたが、実際に世界で戦う楽しさを知ったり、応援してくれる人がさらに増えたりしました。それがオリンピックだと思いますので、彼女たちのモチベーションのひとつになると思います。「東京オリンピックで金メダルを獲る」という意識を持って頑張ってほしいです。

スケートボード コカ・コーラ契約選手の西村詞音さん(左)と西村碧莉さんは姉妹《画像提供:日本コカ・コーラ》

スポーツクライミング コカ・コーラ契約選手の白石阿島さん《画像提供:日本コカ・コーラ》

---:北島さんはスケートボードをやられた経験は?

北島:やらないですね(笑)。スケボーなんかできたらいいなぁ。

---:スポーツクライミングの経験はありますか?

北島:最近クライミングにも興味があります。子どもから大人まで楽しめるスポーツだと思うので、機会があれば自分もトライできればなと思います。

---:オリンピックを目指す西村姉妹と白石選手に、オリンピック金メダリストとしてメッセージをお願いします。

北島:金メダリストと言っても競技が違うのでそんなにアドバイスすることもないのですが、日本中を驚かせてほしいなと思います。新しい種目だからといって負い目を感じることなく精一杯のプレーをしてほしい。スポーツとしてその道を極めて、最高のパフォーマンスをできるように。まだ先は長いですけど、ケガや故障のないように頑張ってほしいです。

---:「夢のチケットを手にいれよう」というシーンがテレビCM内にあります。北島さんが現在抱かれている夢はありますか?

北島:選手としての夢はないので、2020年に日本の選手たちが活躍して、僕自身も興奮したいなと思います。自分が(東京五輪に)出れなかった夢でもあるので、他の選手たちに叶えてもらって日本中、世界中を驚かせてほしい。それが夢というか、願いです。

インタビュー後編:北島康介が2020年東京五輪に期待するコト


●北島康介(きたじま こうすけ)
1982年9月22日生まれ、東京都出身。5歳から水泳を始める。2000年シドニー五輪男子100m平泳ぎで4位入賞。アテネ五輪、北京五輪の男子100m・200m平泳ぎで二大会連続2種目で金メダルを獲得。2016年4月の日本選手権を最後に現役を引退。2014年6月より東京都水泳協会の理事を務め、2015年1月より自身の名を冠した競泳大会「KOSUKE KITAJIMA CUP(北島康介杯)」を開催。現在は「コカ・コーラ チーフ・オリンピック担当オフィサー」としても活動している。


取材協力:日本コカ・コーラ
《大日方航》
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