初回を三者連続三振でスタートした岸。二回以降もピンチらしいピンチを作らせず、七回まで許した安打は1本のみ。七回にはブランドン・レアードを三振に仕留め、今季100奪三振を達成した。
打線は二回にゼラス・ウィーラーの20号ソロで先制。六回には2アウト満塁から暴投の間に三塁ランナー生還。2点リードの八回にジャフェット・アマダーの9号ソロも飛び出し3点差とする。
日本ハムも八回に西川遥輝がフランク・ハーマンから2ランを放ち追い上げたが反撃及ばず。
楽天は松井裕樹が最終回を抑えて今季28セーブ目を挙げている。
「うまく狙い球を絞らせなかったのが良かったかなと思います」と、ゲームを振り返る岸。チームでは則本昂大に次ぐ8勝目を挙げたが、「昨日の辛島選手も勝って7勝目なので、みんなで競い合っていけたらいいなと思います」と今後も切磋琢磨していきたいと話す。
この試合にファンからは、「おめでとうございます!いい投げっぷりでウットリして観ていました」「岸投手!安定したピッチング…すごく心強いです」「ほんとに楽天に来てくれてありがとう」「岸の安定感は半端ない…頼もしい」などの声が寄せられている。
連勝を6に伸ばした楽天。日本一になった2013年を超え、貯金は球団史上最多の28になった。