レスター・シティのクレイグ・シェイクスピア監督は、今夏での退団と移籍を希望しているリヤド・マフレズについて、「オファーは来ていない」と語った。
岡崎慎司とともにレスターのプレミアリーグ初制覇に貢献したマフレズ。今夏での退団を希望したことでシェイクスピア監督との間に溝ができている。
「リヤドは彼の立場を非常に明確にしたと思う。私の立場は本当にシンプルなものだ。彼がここにいてオファーがない限りすべては憶測でしかなく、彼はこのクラブに専念しなければならない。そして我々はオファーを受けてはいない」
マフレズにはセリエAのローマがオファー。レスターに断られるも新たな条件で近く再オファーを出すという地元メディアの報道があった。しかし、今回の会見でシェイクスピア監督は、そうした報道を否定した。
「彼はチームに戻ってきてからの2週間、全面的にクラブに尽くす姿勢を見せてきた。本当にしっかりと練習している。どのクラブでも選手の放出は不可避だが、実際にオファーを受けるまでは何の決断も下されることはない」
マフレズは立場を鮮明にしているがレスターの一員でいる限りは、ここでの仕事に専念すべきだとシェイクスピア監督。今後マフレズの移籍話がまとまるかには「何も確かなことは分からない」と回答している。
《岩藤健》
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