伊賀の忍び・初芽役で時代劇初挑戦の有村は「スケールが大きくて、合戦が始まってからの6時間の戦いは圧巻」とアピールすると、原田眞人監督からは「忍者同士のバトルでは豪雨になって、架純ちゃんも太ももむき出しで頑張ってくれた」とお色気報告があった。
有村はアクション・シーンについて「アクション・シーンならではのハプニングがあって、岡田さんのおでこに短刀を当ててしまいました。冷や汗が止まらなかった」と恐縮すると、岡田は「俺、斬られたんですよ。まさかのそういう動きをする?というか、タイミングがずれて僕が架純さんに斬られました。斬られたけどごまかしながら芝居を続けました」とその舞台裏を紹介した。
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また岡田は、劇中では伊賀の忍・赤耳役を演じ、今月6日に急逝した俳優の中嶋しゅうさんについて「物凄くカッコいい方で、憧れの俳優さん。現場でいつも笑顔でお話しさせてもらって、黒澤明監督の『影武者』の話をしてくれたのを思い出すし、映画に対するこだわりがあって、“いい監督にこだわりたい”という気持ちもあり、原田監督について“絶品”と笑顔でおっしゃられていたのを覚えています」と沈痛の面持ちで、「完成作品を観る前に亡くなられてしまったと聞きましたが、この映画が大ヒットして中嶋しゅうさんに届けばいいなと思っています」と追悼した。