第1セットをタイブレークで落としたチリッチだが、続くセットを連取してセットカウント2-1とする。第4セットでは先にブレークを許したが追いつき、第12ゲームでクエリーのサービスゲームを破った。
高速サーブを武器に準々決勝では第1シードのアンディ・マレーを破ったクエリー。だがグランドスラムで初の決勝進出はならなかった。
対するチリッチはグランドスラムで2度目の決勝進出。前回の決勝は錦織圭を破ってタイトルを獲得した2014年の全米オープン。
ウィンブルドン初の決勝進出を果たしたチリッチにファンからは、「全米を制したころの勢いが戻って来た」「今大会の安定感は以前にはなかったものだね」「それでもスーパーチリッチじゃないと決勝のフェデラーは厳しい」「チリッチは波があるけど乗ったときは手がつけられない。GS決勝で大仕事をやってくれそう」などの声が寄せられている。