バイエルン・ミュンヘンに2年間の期限付き移籍で加入した、コロンビア代表MFハメス・ロドリゲスが入団会見に出席した。恩師カルロ・アンチェロッティ監督の下で再起を目指すハメスは、「大事なことを成し遂げたい」と意気込んだ。
2014年のFIFAワールドカップ(W杯)で得点王に輝いたハメスは、その年の夏に夢でもあったレアル・マドリードとの契約を勝ち取る。レアルでは移籍初年度から公式戦17ゴール、18アシストを記録した。
しかし、アンチェロッティ監督がシーズン無冠の責任を負う形で退任すると、以後は監督交代もあって出場機会が減っていく。
噂されたマンチェスター・ユナイテッドではなく、アンチェロッティ監督の下で再スタートする道を選んだハメスは、「ここで良いプレーができると思う」と期待を込めて語った。
「バイエルンはいつも何か大きなものを勝ち取っているクラブだ。チャンピオンズリーグではトップレベルのチームのひとつで、国内リーグではいつも優勝している。僕にとって新しい夢であり、新しいやり方だ。ここで何か大事なことを成し遂げられると期待したい」
レアルではレギュラーから外されていたハメスだが、アンチェロッティ監督は「プレー時間が減っていたことが、ここでのモチベーションになるかもしれない」とポジティブに捉えていた。
《岩藤健》
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