楽天は初回にゼラス・ウィーラーの3ランで先制。三回にはカルロス・ペゲーロのソロ本塁打も飛び出し三回までに4点を奪う。
安樂は初回から安打と四球で得点圏にランナーを背負う苦しい立ち上がりになったが無失点で切り抜ける。二回に1点を失ったが三回、四回はランナーを背負いながらも点はやらない。
「ボール先行になって苦しい投球が続きましたが、嶋選手のミットをめがけて、バックを信じて、精一杯腕を振って投げました」と苦しみながらも粘りの投球を続けた安樂。打線の援護やリリーフ陣の力投にも助けられたと感謝している。
楽天の梨田昌孝監督は今シーズン初勝利の安樂について、「いまごろ初勝利では本当はいけないのですが、故障したということで仕方ない」と期待を込めた辛口コメント。「次に向けてしっかり準備しないと。まだまだ5回では先発の役目というわけにはいきませんので、まだ若いですし頑張ってもらいたいですね」とした。
この試合にファンからは、「安楽投手今季初勝利おめでとう」「プレッシャーの中でナイスピッチング」「これからも活躍楽しみにしています」「お立ち台の安樂くんカッコよかったです!」などのコメントが寄せられている。
楽天が3連戦の初戦を取ったことで2位のソフトバンクとは1.5ゲーム差になった。