楽天は一回表にカルロス・ペゲーロの16号ソロで先制する。だが直後に追いつかれると試合は投手戦の様相を呈し、スコアボードには0が並び続けた。試合を決めたのはウィーラーのひと振りだった。
先頭打者として打席に立ったウィーラーが玉井大翔のストレートを弾き返すと、打球は失速することなくセンターのフェンスを越えた。
裏のマウンドに上がった福山博之が日本ハム打線を3人で抑え今シーズン初セーブ。九回、十回を無失点に抑えた松井裕樹に今シーズン3勝目がついている。
決勝の一打を放ったウィーラーは、「自分のホームランで試合を決めることができて非常に嬉しく思います。ありがとうございます」とコメント。フェンスオーバーの当たりだったが、打席には「先頭バッターだったので、塁に出るという気持ちで」立ったと話した。
この試合にファンからは、「ここぞの1発!本当にいい働きをしてくれた」「打ったあとベンチで喜んでる姿が良いんだよね。来年も楽天でプレーしてください」「ランナー出しても結果0点に抑える松井。やはり頼りになる」「重苦しい試合展開の中でのバックスクリーンにたたき込んだ一発はホント最高」などの声が寄せられている。