【6月14日プロ野球全試合結果】巨人がセ・リーグ史上初のノーヒットノーランリレー、広島・鈴木誠也が神ってるサヨナラ弾 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【6月14日プロ野球全試合結果】巨人がセ・リーグ史上初のノーヒットノーランリレー、広島・鈴木誠也が神ってるサヨナラ弾

スポーツ 短信
プロ野球全試合結果
  • プロ野球全試合結果
■巨人、セ・リーグ史上初の継投でのノーヒットノーラン…FA移籍後初登板の山口俊が初勝利

巨人は6月14日、東京ドームでソフトバンクと対戦。3投手の継投でソフトバンク打線を無安打無失点に抑え、3-0で勝利した。

FA移籍後、初登板となった山口俊投手が躍動した。6回を投げて8奪三振無失点の好投を見せると、後を継いだマシソン投手、守護神のカミネロ投手と3投手が安打を許さず、ソフトバンク打線を完璧に抑えた。

打っては、6回表に坂本勇人内野手が今季第7号となる2点本塁打で先制。8回裏には、再び坂本がこの日2本目となるソロ本塁打をたたき込み、3-0とした。敗れたソフトバンクは、先発の石川柊太投手が6回途中2失点と好投したが、打線が沈黙し援護できなかった。

継投でのノーヒットノーランはプロ野球史上過去3回あるが、セ・リーグでの達成は史上初。



■西武、中村剛也が甲子園で初アーチなど全打点…阪神は好機を生かせず

西武は6月14日、甲子園球場で阪神と対戦。主砲・中村剛也内野手が甲子園で初アーチを放つなど全打点を挙げる活躍を見せ、4-2で勝利した。

西武は初回、2死一、二塁の好機を作ると、中村が適時打を放ち幸先よく1点を先制。3回表には、走者を二人置いた場面で中村が今季第14号となる3点本塁打を放ち、4-0とリードを広げた。

投げては、先発の岡本洋介投手が6回途中2失点の好投を見せ、今季2勝目。敗れた阪神は、先発の能見篤史投手が5回を投げて9奪三振の好投を見せたが、中村に浴びた3点本塁打が最後まで響いた。



■DeNA、ドラ1・濱口遥大が今季5勝目…ロッテはチェン・グァンユウが誤算

DeNAは6月14日、横浜スタジアムでロッテと対戦。ドラフト1位ルーキーの濱口遥大投手が好投を見せ、5-2で勝利した。

DeNAは初回、走者二塁の好機で田中浩康内野手が適時二塁打を放って1点を先制。続くロペス内野手、宮崎敏郎内野手にも適時打が飛び出し、3-0とリードを広げた。3回裏には主砲・筒香嘉智外野手に今季第6号となるソロ本塁打が飛び出し4-0。1点を返されて迎えた7回裏には、相手バッテリーのミスで5-1とした。

投げては、濱口が6回途中1失点の好投を見せ、勝利に貢献。敗れたロッテはDeNAと同じ9安打を放ちながらも好機を生かせず、先発のチェン・グァンユウ投手が初回に3失点するなどリズムを作れなかった。



■ヤクルト、由規が7回1失点で今季2勝目…楽天は打線が振るわず

ヤクルトは6月14日、神宮球場で楽天と対戦。先発の由規投手が7回1失点の好投を見せ、今季2勝目。試合は3-2で接戦をものにした。

ヤクルトは初回、雄平外野手の適時二塁打で先制すると、4回裏には、走者三塁の好機でグリーン内野手が適時打を放ち2-0。その後、楽天に1点を返されて迎えた6回裏には、グリーンが来日初本塁打をたたき込み、3-1とリードを広げた。

投げては、由規が7回6奪三振1失点の好投を見せ、勝利に貢献。対する楽天は、先発の安樂智大投手が6回3失点とまずまずの投球を見せるも、打線が援護できなかった。


■日本ハム、延長12回の死闘を制す…中日は田島慎二が暴投で決勝点献上

日本ハムは6月14日、ナゴヤドームで中日と対戦。延長12回までもつれ込んだ死闘を制し、7-5で勝利した。

日本ハムは0-4と4点ビハインドで迎えた2回表、中田翔内野手が今季第7号となるソロ本塁打を放って1点を返すと、6回表には走者一、二塁の場面で中田が適時二塁打を放ち、続くレアード内野手にも適時打が飛び出し試合を振りだしに戻した。

7回表には西川遙輝外野手の内野ゴロの間に走者が生還し勝ち越しに成功。しかし9回裏、守護神の増井浩俊投手が、ゲレーロ内野手に今季第18号となるソロ本塁打を浴びて土壇場で追いつかれる。

それでも日本ハムは延長12回表、中日の守護神・田島慎二投手から中田が四球を選ぶと、レアードや田中賢介内野手も四球を選んで満塁の好機を作る。すると田島が痛恨の暴投。日本ハムは労せずして勝ち越しに成功した。

投げては、7番手の公文克彦投手が今季初勝利。敗れた中日は、9回の土壇場で一度は追いつくも、田島の乱調が誤算だった。



■広島・鈴木誠也が2発…延長12回には神ってるサヨナラ弾で決めた

広島は6月14日、マツダスタジアムでオリックスと対戦。主砲・鈴木誠也外野手のサヨナラ弾により、7-6で延長12回の死闘を制した。

広島は1-1で迎えた5回裏、1死三塁の場面で丸佳浩外野手が適時三塁打を放ち、勝ち越しに成功。6回裏には、菊池涼介内野手や丸の適時打などで4点を追加し、6-1とリードを広げた。

しかし終盤にオリックスが反撃。7回表に2点を返されると、8回表には、ロメロ外野手に3点本塁打を浴び同点とされる。

その後は互いのリリーフ陣が粘りの投球を見せ、両チームとも決め手を欠く。迎えた12回裏、オリックスの8番手・佐藤達也投手から、鈴木がこの日2本目となる値千金のソロ本塁打を放ち、試合を決めた。

投げては、7番手で登板した九里亜蓮投手が今季5勝目。敗れたオリックスは一時は5点差を追いつく粘りを見せるも、最後に力尽きた。
《浜田哲男》

編集部おすすめの記事

page top