フィリピン、ニノイ・アキノ国際空港周辺のファストフード事情…「マクドナルド」よりも「ジョリビー」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

フィリピン、ニノイ・アキノ国際空港周辺のファストフード事情…「マクドナルド」よりも「ジョリビー」

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フィリピン生まれの国民的ファストフード店「Jollibee(ジョリビー)」
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フィリピン生まれの国民的ファストフード店「Jollibee(ジョリビー)」。知人のフィリピン人曰く「マクドナルドもフィリピンではジョリビーには勝てない」のだという。

2017年5月23日、フィリピンのニノイ・アキノ国際空港を訪れた時に空港周りのジョリビーの数を調べてみると、ジョリビー4店舗、マクドナルド2店舗だった。2015年末時点でのフィリピン国内の店舗数はジョリビーが918店舗、マクドナルドが481店舗とおよそ2倍であったため、フィリピンのファストフード勢力のまさに「縮図」だったともいえよう。



ジョリビー、ニノイ・アキノ空港第2ターミナル店を訪れたのは午後2時ごろ。行列は途切れず、注文するまでにおよそ30分を要した。食後の午後3時ごろでも列は途切れていなかったので、噂どおりの人気具合だった。人気だというチキン1ピースと米、ジュースのセットが90ペソ(約200円)。フィリピンの主食は米であり、ほとんどのセットメニューにポテトではなく米がついてくるのが特徴的だ。



ジョリビーの経営戦略で特筆すべきはフィリピン生まれということもあり、徹底したローカライズ戦略を採用しているところだ。セットメニューに米がついてくるということは勿論、バナナケチャップを使用したフィリピンスパゲティ(61ペソ、約134円)は日本人からすると結構甘い。チキンにかけるグレービーソース(調理された肉から出る肉汁を元に作られたソース)もやはり甘い。全体的にフィリピン人好みの甘い食事なのだ。



客層は、空港のそばであるのにも関わらず観光客よりもフィリピン人が多いように見受けられた。店の前に用意されたテーブル数も客数に対して足りていないので、地面に座ってチキンをほおばる若者、家族の姿も数多くあった。この日初めてジョリビーのチキンセットを食べたという日本人男性(29)は、「セットのご飯があまり美味しくはなかった。全体的に甘かったが、チキンは何とも言えない味のするソースと合って意外と悪くなかった」と率直な感想を明かした。



ジョリビーはフィリピン華僑のトニー・タンが率いるジョリビー・フード・コーポレーションによる運営で、現在はフィリピンの他にアメリカ・香港・ベトナム・ブルネイ・サウジアラビアなどフィリピンの出稼ぎ労働者が多い地域に主に進出している。2015年3月24日付の日本経済新聞によると、約77万人のフィリピン人が在住している(同日程時点)日本にも進出を計画しているという。
《大日方航》
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