楽天の則本昂大がプロ野球史上11人目となる4試合連続2桁奪三振の記録を達成した。則本は5月10日に行われたロッテとの試合に登板して9回を投げ、5安打無失点、12奪三振で今シーズン初の完封勝利をマークした。
立ち上がりから飛ばしていったと話す則本は、初回いきなり2三振を奪う。その後も毎回のように三振を奪い続け、六回に鈴木大地からスプリットで奪った三振がちょうど10個目。
打線は初回にジャフェット・アマダーが満塁弾を放ちエースを援護。大きなリードをもらった則本は試合後、「(アマダーの本塁打は)相当デカかったですね。ヒーローインタビューに来いよと言ったんですけど、シャイボーイなので来なかったです」と殊勲弾を称えていた。
この試合で本格解禁したスプリットには好感触を得たようで、「まあまあ良かったんじゃないですかね」と控えめなコメントながら顔には笑みが浮かんでいた。
フォークボールよりもスプリットはゾーンで勝負できると話す則本。2ストライクから勝負できる新たな球種を得たことで球数も抑制できた。
則本の好投にファンからは、「間違いなく楽天のエースだね」「勝負所のスプリットで三振を量産。マー君化が止まらない」「則本の投げっぷりは気持ちいい」「足立のリードもハマってたね」などの声が寄せられている。
《岩藤健》
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