テニスのマドリード・オープンは5月8日に女子シングルス2回戦が行われた。ウージニー・ブシャールはマリア・シャラポワと対戦し7-5、2-6、6-4で勝利した。
禁止薬物使用による15ヶ月間の出場停止から復帰したシャラポワ。彼女に対して「ペテン師」などの言葉を使いながら、批判意見を述べていたのがブシャールだった。因縁の対決を制したブシャールは、「間違いなくいつもよりモチベーションが上がっていた」と試合後の会見で語った。
「シャラポワに勝ったことはなかったし、いまの状況にやる気につながった。試合前には多くの選手達が私のところへ来てエールを送ってくれた。知らない選手も声をかけてくれたし、テニス界の様々な人たちが激励してくれた。だから私だけのためだけではなく、みんなのために勝ちたかった」
《岩藤健》
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