澤穂希、現役時代の重圧告白「プロは結果を求められる」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

澤穂希、現役時代の重圧告白「プロは結果を求められる」

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映画『3月のライオン』スペシャルトークショーに参加した澤穂希(2017年5月1日)
  • 映画『3月のライオン』スペシャルトークショーに参加した澤穂希(2017年5月1日)
  • 映画『3月のライオン』スペシャルトークショー(2017年5月1日)
  • 映画『3月のライオン』スペシャルトークショーに参加した澤穂希(2017年5月1日)
  • 映画『3月のライオン』スペシャルトークショーに参加した神木隆之介(2017年5月1日)
映画『3月のライオン』のスペシャルトークショーが5月1日都内で行われ、元サッカー女子日本代表の澤穂希、主演の神木隆之介、共演の中村倫也、尾上寛之が参加した。

澤は現役時代を「プロは結果を求められるものなので、勝ち続ける難しさ、そして周囲からの期待感からくるプレッシャーとの戦いがあった」と打ち明けるも、「でも私自身はそんなプレッシャーを楽しみながらやっていました。サッカーはチームプレイなので、皆でそれぞれの欠点を補いあって乗り越えていた」とチームメイトの存在に感謝。

これに尾上は「映画作りもチームプレイ。僕も現場ではチームで作り上げることを意識しています」と頷いていた。

また“人生をかけた闘い”を聞かれた澤は、『2011 FIFA女子ワールドカップ・ドイツ大会』の決勝戦を挙げた。「日の丸を背負った青いユニフォームに袖を通すと震えがきたし、グラウンドに足を踏み入れた瞬間に鳥肌も立った。緊張感と楽しみ。特に国家斉唱を聞くとゾクゾクきましたね」と経験者ならではの感想。

そんな貴重な証言に聞き入る神木たちにも“人生をかけた闘いは?”との同じ質問が飛び、神木たちは「規模がさあ!違うよね!」と大慌てする一幕で笑わせた。

映画『るろうに剣心』シリーズで知られる大友啓史監督が、漫画家・羽海野チカによる原作を前後編二部作で実写映画化。幼くして家族を失った天才プロ棋士の桐山零(神木)が、将棋を通して様々な人々と出会い、成長していく様を描く。

澤が「いい映画を見させてもらって嬉しかった。共感する部分がたくさんあるこの映画をたくさんの方に見てほしい」とアピールすると、神木は「出演者のような宣伝ありがとうございます!」と気遣いに恐縮しきりだった。
《石井隼人》

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