イングランド・プレミアリーグ第34節の試合が4月25日に行われた。チェルシーは本拠地にサウサンプトンを迎え4-2で勝利。勝ち点3を獲得した試合にアントニオ・コンテ監督は、「大きな試練を乗り越えた」と満足していた。
16日の第33節でマンチェスター・ユナイテッドに敗れたチェルシー。22日のFA杯準決勝でトッテナムに勝利したあと、選手からは「これで自信を取り戻せた」との言葉があった。
その言葉を証明するようにFA杯から3日後。チェルシーはサウサンプトンに勝利して優勝への再スタートを切った。
「大きな一歩を踏み出せたと思う。ユナイテッドに敗れていただけに心理面で大きな一歩だ」とコンテ監督。試合が続いた1週間を振り返り、「ユナイテッド戦では勝ち点3を失ったあとFA杯準決勝のトッテナム戦に備えなければならなかった。それからまたリーグ戦の厳しい試合だ。我々は心理面で本当に大きな試練を課されていたが、非常に良い答えを出すことができた。だから喜ぶべきことだ」とコメントした。
重要な一戦に勝利したチェルシー。だがコンテ監督はまだ優勝争いは分からないと言う。
「FA杯では決勝に進んだ。それも我々にとって大きな目標だ。だが、リーグ戦は異なる大会であり、優勝の行方はまだまったく分からない」
《岩藤健》
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