作品の見どころについて神木は「衣装」と演じた零のファッションを挙げ、「僕が着るダッフルコートの色にも何種類かあって、シーンの雰囲気で色が変わっている」と演出面での細部のこだわりを紹介。
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神木隆之介
さらに「前編・後編の間は少しだけ時が経っているという設定なので、後編では前編に比べて歩く速度や姿勢も変えました。それによって心に余裕ができ始めた感情を表現したかった。対局時の姿勢やスピードの変化も意識した」とアピール。
すると伊勢谷が「自分のシーンが一番好きなんですって!」とイジルと、神木は「言い方!言い方!」と慌てて笑わせた。
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伊勢谷友介
また対局シーンについて神木は「撮影に入る前にどのような手で指すのか、その理由を含めて教わるけれど、演じる中では自分が実際に考えて指しているような感覚にするために、教わった事を捨てる作業が必要でした。そこに葛藤があった」と回想。
それに対して伊勢谷は「それがあるからリアルに映るんでしょうね」と感心しながら「それも含めてこの映画の素晴らしさをぜひ伝えたい」と1ファンとしてPRしていた。