アウディのハイエンド4ドアサルーン「A8」次期型が、夕暮れの欧州市街地に姿を見せた。
ヘッドライトとテールライトの僅かなテーピングを除き、ほぼフルヌード状態で、リアウィンドウが現行モデルより傾斜を持ち、後方へ伸びているのが確認出来る。
プラットフォームには、SUV「Q7」から流用される「MLB evo」を採用し、スチール、アルミニム、マグネシウム、カーボンファイバーの4種の素材で作られる次世代軽量ボディシェルを手にする。
しかし、これは現行モデルより軽量になることを意味するものではない。次期型では現行のアルミボディより110ポンド(約50kg)も重いが、剛性は24%も高くアウディ史上最強のボディとなる。
これは、アウディを含め軽量化を目指す世界の最新モデルの中では、異例の進化と言えるだろう。
期待される自動運転も万全だ。「トラフィックジャム・アシスト」の最新世代バージョンの搭載がすでに予告されている。
パワートレインは、460psを発揮する4リットルV型8気筒ガソリン、565psを発揮する6.3リットルW12型ガソリン、272psを発揮する3リットルV型6気筒TDIエンジン、そしてPHEVモデルが投入される。
待望のワールドプレミアは7月11日、スペイン・バルセロナで開催される「アウディサミット」だ。
《Spyder7 編集部》
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