「オランダ~ベルギー・フランダースin 東京散走2017」が4月9日にオランダ・ベルギー両国大使館をつなぐ都心部で開催され、大使館職員と一般参加がのんびりとした10kmほどのサイクリングを楽しんだ。
5回目の開催となるが、参加者300人ほどのアットホームなイベントだ。両国大使館に勤務する外交官とその家族が母国から持ち込んだマイバイクで参加。事前応募した一般の自転車愛好家も加わり、ふだんは入場できない敷地内でオランダのチューリップを観賞したり、ベルギーのワッフルを味わったりできる。
交通量の少ない週末の都心部をコースとして、信号などの交通ルールを守って安全にサイクリングする。ベルギーとオランダはどちらも世界有数の自転車王国。サイクリングの楽しさも十分に理解していて、日本に赴任した外交官らは家族とともに東京でも自転車のある快適なライフスタイルを送っているという。
初回と2回目は雨で、この日も3年ぶりに冷たい雨に見舞われたため、「いつも天候には見放されるが、とてもいいイベントだ」とベルギー大使館のブレント・ヴァンタッセル一等書記官がコメント。
「2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けて大使館としても東京で両国の友好につながるようなスポーツイベントを展開していきたい」
《山口和幸》
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