香川真司の所属するボルシア・ドルトムントは4月4日、ドイツ・ブンデスリーガ第27節でハンブルガーSVに3-0で勝利した。スコアだけ見ればホームでの快勝だが、試合内容は評価が難しいものだったとトーマス・トゥヘル監督は話している。
「最終的に快勝できて非常に嬉しい。しかし他方で、生かせなかった数々のチャンスをよく反省する必要がある」
この試合は1-1でも、7-3でも終わる可能性があったと言うトゥヘル監督。終了間際にチームの3点目を決めたが、それまでチャンスを外していたピエール・エメリク・オーバメヤンについては、「もちろんチャンスはたくさんあり決めてほしかったとは思う。だが自信を持つことはできる。チャンスは数多く生み出したからだ」とコメントした。
前半13分にゴンサロ・カストロのゴールで先制したあと、しばらく追加点が奪えなかったドルトムント。後半36分に香川のゴールで試合は決定づけられた。
「我々は自らピンチを招く傾向にある。得点チャンスをことごとく逃し、相手を引き離せない試合が多すぎる。今日は1-1で終わる可能性も7-3で終わる可能性もあった。そんな試合だった。2点目を取ってようやく試合が変わった」
《岩藤健》
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