激しいトップ4争いが繰り広げられているイングランド・プレミアリーグ。アーセナルは4月5日の第31節でウェストハム・ユナイテッドに3-0の勝利を収め、マンチェスター・ユナイテッドを抜いて5位に浮上した。
4位のマンチェスター・シティがチェルシーに敗れたため、アーセナルは勝ち点差を4ポイントに縮めている。懸命に上位を追走する古巣の姿に元イングランド代表DFソル・キャンベル氏は、逆転トップ4入りの可能性を見る。
「十分な試合数は残されている。自分たちの試合に勝つことだ。ある程度自力ではない部分があるのはイラ立ちの募る状況だが、必死に戦い続けるしかないと思う。どのチームもできるだけ多くの試合に勝てるようにお互い頑張っている」
シーズンも終盤に来て各チーム1年の疲れが表れ始めている。クラブによっては主力に負傷者が続出しているところもあり、勝ち点を計算しづらい時期だ。
「試合を重ねていけばもちろん、差は縮まっていく可能性もある。今後の2試合か3試合に勝つことが非常に重要になってくるだろう。上にいるチームが引き分けたり負けたりして4位確保へ差をつけてほしいが、非常にタイトな戦いになっている」
《岩藤健》
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