【WBC2017】1試合で2度の珍事、同じ観客がフェンス際でボールキャッチ | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【WBC2017】1試合で2度の珍事、同じ観客がフェンス際でボールキャッチ

スポーツ 短信
ドミニカ共和国対プエルトリコ(2017年3月14日)
  • ドミニカ共和国対プエルトリコ(2017年3月14日)
「ワールド・ベースボール・クラシック」(WBC)2次ラウンドF組、ドミニカ共和国対プエルトリコ戦でハプニングが起こった。二回にドミニカのネルソン・クルーズが打った打球を、外野席の男性が素手でキャッチしてしまったのだ。

男性の手はフェンスを越えているようにも見える。プエルトリコ側は男性がキャッチしていなければ、スタンドに入っていなかったのではないかと抗議。ビデオ判定が行われることになり試合は中断した。リプレー検証の結果、クルーズのホームランが認められドミニカベンチは大喜び。

これだけで終わればたまにあることなのだが、この男性は四回にも再びザ・キャッチを見せる。

四回裏1アウト二塁で打席にはプエルトリコのエディ・ロサリオ。スライダーをとらえた当たりは右中間へ。フェンス手前でワンバウンドして高く跳ね上がったボールを、スタンドの男性が身を乗り出してキャッチ。そこには再び大喜びする例の男性がいた。

今回の判定はエンタイトルツーベースになったが、足の速いロサリオなら三塁打も狙えただけに物議を醸している。


1試合で2度のキャッチに野球ファンからは、「彼は2度ともフェンスを越えていた。ケツを蹴ってやりたくなる」「彼は退席処分にすべきではないか?」「また同じおっさんがフェンス前でボールとりおった」「おっさんまたお前か」「観客のおっさん自重しろ 」「1回目はファン心理として手を出したくなるの分かると思ったけど、2回目もニヤニヤしてるの見たら腹立ってきた」などの声が寄せられている。

7日に行われた1次ラウンドB組の日本対キューバ戦でも、山田哲人(ヤクルト)がレフトへ放った打球を観客がキャッチ。検証の結果、二塁打となるプレーがあった。
《岩藤健》

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