ホームチームが序盤からボールを回し続けるも、清水の堅い守りを崩せない。逆にボールを奪われてからカウンターの逆襲に遭い、清水に危うい場面を作られた。
それでもスコアレスのまま進行していた試合は後半8分、エリア内で松原后が倒され清水がPKを獲得する。キッカーの鄭大世は笛がなっても微動だにせず約12秒間、広島のGK林卓人を焦らし続けた。
「ゆっくりと時間を取るのは、去年と同じように相手GKにプレッシャーを与えるという意味で、自分の中でルーティンとしてやっている。練習の時の方が、むしろ緊張する。試合になったら落ち着いて蹴れている。それはゴール後の表情を見てもらったら分かってもらえると思う」
エースの一撃で先制した清水。試合終盤は広島にボールを支配されたが、最後まで全員でゴールに鍵を掛け続けた。
【#Jリーグ 試合終了】#サンフレッチェ広島 0-1 #清水エスパルス
— Jリーグ (@J_League) 2017年3月4日
アウェイの清水が #鄭大世 の1点を守り切り広島に勝利!
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J1復帰後初勝利を挙げた清水にファンからは、「安定した守備だったので失点は心配してなかった。欲を言えばPK以外でも1点ほしかった」「終盤の守備にはまったく不安がなかった」「次はホームでの勝利を待ってます」「この勝利は清水エスパルスにとって大きい」などの声が寄せられている。